History of Sinto

創設者:久保田長太郎
創設者:久保田長太郎

会社の設立と鋳造

1923年、新東の創設者である久保田長太郎は、豊田式織機の鋳造技術者として従事しながら久保田製作所を設立しました。
1962年、のちにトヨタ自動車の発祥地となる株式会社豊田自動織機製作所が愛知県の刈谷市に設立されたことに伴い、久保田がその鋳造所の建設を任されました。ここから久保田の鋳造設備メーカーとしての歩みが始まりました。

1934

久保田製作所

10月2日、久保田長太郎が(株)久保田製作所を設立。世界初のジョルトスクィーズ造型機(W型)を開発し、のちにトヨタ初のエンジンブロック鋳造に大きく貢献する。
以降、新東の造型機は、様々な産業における鋳物づくりに使用される。

1944

久保田製作所でショットブラストの心臓部であるインペラーユニットを発明。

新東の新たな歩み

1945年から、久保田製作所は戦後の復興に向けて取り組みました。戦争の余波で業界は厳しい環境下にありながらも、久保田製作所は1951年に国内初の鋳物工場を設立しました。1959年には、生産の中心となる豊川製作所の第一段階の建設が完成しました。1960年に、同社は新東工業株式会社に社名変更し、新たな歩みを始めました。

1945

戦後の鋳物製品

戦後、鋳造業界にとって苦しい状況が続く。鍋等の日用品の鋳物生産が続きながらも従業員の解雇が避けられないような状況下、久保田製作所は中核となるエンジニアや技術者の雇用を継続する。

1950

久保田製作所は、ショットブラスト国産第一号機(SCB型)及びDCサイクロン集塵機を開発し、鋳造・関連産業での取り組みを続ける。

1951

日本初の鋳造工場

日本初となる鋳造工場を設立する。

1954

名古屋証券取引所に株式上場し、将来への成長に向けた基礎を築く。同年に、シェルモールドマシン第一号機(SHM型)を開発し、鋳造業界のトップを走り続ける。

1959

ホイールアブレーター社(アメリカ)との技術提携

豊川製作所の第一段階の建設が完了する。ホイールアブレーター社(アメリカ)とショットブラスト及び集塵装置について技術提携をし、会社の復興、並びに国内外共に成長し続ける証となる。

1960

新東工業株式会社の誕生

(株)久保田製作所は25周年を迎え、新東工業株式会社として生まれ変わる。

1961

大阪証券取引所第一部に株式上場する。翌年、東京証券取引所第一部に株式上場する。

海外展開及び事業の拡大・世界的認知の向上

新東の海外展開は、国際的なパートナーであったホイールアブレーター社(アメリカ)との合弁で1963年に新東ブレーター(株)を設立したことから始まりました。
その後、1968年に台湾新東機械股(有)を台湾に、1970年に韓国新東工業(株)を韓国に設立し、海外展開を続けていきました。積極的に海外展開を続ける中で技術を強化し、拡大しながら、合計12カ国に及ぶグローバルな新東グループを構築してきました。
新東の画期的なVプロセス技術、静圧技術は業界標準となり、新東は世界的リーダーの地位を築き上げました。

1963

新東ブレーター㈱

ホイールアブレーター社(アメリカ)との合弁で投射材の生産拠点として新東ブレーター(株)を設立。新東ブレーターの設立は、新東にとってグローバル企業としての第一歩となる。

1965

1965年に各種シェルマシンを開発し、その翌年にアルミ用8ステーション金型鋳造機(PM型)を開発。

1968

台湾新東機械股㈲の設立

世界に進出した新東の次なる一歩として、合弁会社の台湾新東機械股(有)が台湾に設立される。コールドボックスマシンの開発やフォーダス社(イギリス)との連続式混練機についての技術提携により、新東の事業拡大が続く。このように、新たな業界での進化や世界中での技術提携はこの後数十年もの間、重要な取り組みとなる。

1970

韓国新東工業(株)を合併会社として韓国に設立する。

1972

新東独自の技術Vプロセスの世界デビュー

Vプロセス鋳造装置を開発し、(株)Vプロセスの設立に参加する。新東はこの年に海外での事業展開の取り組みも一段と強める。この後数年間でVプロセスは世界中の注目を集め、新たな地域における海外パートナーとの更なる活躍が始まる。

1974

ハインリッヒ・ワグナー・シントー社

新東の海外での取り組みは急速なペースで続く。1974年にホイール・アブレーター社(アメリカ)との合弁としてホイールアブレーター・シントー・ド・ブラジル社をブラジルに設立する。翌年、ハインリッヒ・ワグナー・シントー社(旧ワグナー・シントー社)を西ドイツに設立する。1977年に、台湾百利達股(有)を台湾に設立し、パートナー会社とハーマン・シントー・Vプロセス社をアメリカに設立する。

1979

静圧造型機

静圧造型機(APS型、FBS型)を開発する。以後、世界の鋳物づくりの主流となる。

1983

新東にとって技術の進歩は更に重要なテーマとなり、鋳造業界のみならずセラミックスなどの関連業界でもソリューションを展開し続ける。1986年に効率化及び製造プロセスの改善を図り、新生産方式(NPS)を導入する。

1987

新東は引き続き海外展開に取り組み、アメリカにロバーツ・シントー社(1987年)を、タイにサイアム・ブレーター社(1988年)を設立する。この時期にメカトロニクス業界で新東メカトロパワーシリンダーも開発する。

1990

青島新東機械有限公司

海外での取り組みが続き、アメリカ、タイ、中国、ブラジルでの会社を設立する。鋳造、表面処理、環境設備業界で新しいソリューションを開発し、提供し続ける。

2000

エアレーション砂充てん造型機

環境に優しいエアレーション砂充てん技術を用いた枠付造型機「ACEシリーズ」を開発し世界的に認められる。共に、脱臭機構付き小型シェル中子造型機、ダイオキシン類対策用小型集塵機も開発する。

2004

インド、メキシコなど新しい市場に参入し、中国で新しい会社を設立することで長くパートナーシップを築いていた会社との関係も更に強化する。世界標準となる新東のエアレーション砂充てん技術を用いた抜枠造型機FCMXシリーズ(2004年)とFBOXシリーズ(2008年)がデビューする。

2009

新東工業株式会社と新東ブレーター株式会社が合併する。両社の合併により、新東が高品質な製品とお客様のニーズに合ったサポートを提供し続けるためのコミットメント、グローバル企業としての取り組みの姿勢を示す。

グローバルな未来に向かって

前代の努力や、数十年間の技術開発と世界中の繋がりを通じて構築された信頼を基に、今、真のグローバル企業として新たな時代へ進んでいます。新東は現在も世界中で信頼関係を築き、世界中のお客様に最先端のソリューションを提供するために、グローバル展開を続けています。

2010

浙江新東鋼丸有限公司を中国に設立する。

2012

シントー・バラット・マニュファクチャリング社

シントー・インドネシア社をインドネシアに、シントー・バラット・マニュファクチャリング社をインドに設立する。

2013

広州新中通機械有限公司を中国に設立する。新東グループ内で一番新しい中国の拠点となる。

2014

シントー・アメリカ社がテクニカル・メタル・フィニッシング社(アメリカ)を買収し、表面処理業界における可能性が更に拡がる。欧州では、ドイツのフロン社へ資本参加し、欧州での取り組みを強化する。

2015

レンペ・メスナー・シントー社との連携での新たな可能性を創造

中子造型技術のおける世界的リーダーのレンペ・メスナー社(ドイツ)と戦略的提携し、レンペ・メスナー・シントー社として関連会社となる。

2017

セラミックス3Dプリンティングの装置及び素材の事業で開拓し続けてきたフランスの3Dセラム社に資本参加する。新しい連結子会社の3Dセラム・シントー社が加わることで、新東グループは3Dセラミックス事業での世界リーダーを目指す立場を取る。

2018

自硬性設備を手掛けるイギリスのオメガ社が新東グループに加わる。これにより新東は自硬性設備のラインナップを充実、販売ネットワークを拡充し、自硬性設備の分野でグローバルに対応できる世界トップメーカーとなる。

2019

トルコにシントー・ターキー社を設立。
トルコ市場における既存のお客様および新たなお客様に対し、アフターサービスと部品の現地製造を、トータルかつ迅速に、お届けできるようになる。

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